耳鼻咽喉科 アレルギー科 清水おかべクリニック 平成16年10月1日開設
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清水おかべクリニック
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花粉症の症状と診断
花粉症の症状

花粉症の症状としてはくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、といった物が有名ですが、それだけに留まりません。人によってはのどの痒みや咳などの症状が出る事があります。鼻や口から入った花粉を飲み込むと、胃や腸などでもアレルギー反応が生じ、消化不良や食欲不振になる事もあります。顔など皮膚の露出部に花粉が付くと顔が火照ったり、ピリピリしたり、皮膚炎を起こす事もあります。
その他に頭が重くなったり、全身倦怠感や熱感などの多彩な全身症状が起こって、肉体的にも精神的にも苦痛を伴い、仕事や勉強などの作業効率を悪化させます。

アレルギーの反応が繰り返されると、徐々にアレルギーが慢性炎症の状態を引き起こします。そうなると例えば鼻であれば鼻粘膜の過敏性が高くなり、温度の変化・タバコの煙・煤煙・ホコリ等の花粉以外の要素でも同じ症状が出てしまうようになります。特にダニ・ペット・家の中のホコリ等の抗原に常に晒されている場合はより慢性化しやすくなり、副鼻腔炎の合併などを起こす事もあります。



花粉症の診断

花粉症の診断には、次のような物があります。
問診
診断の基本です。いつの時期にどのような症状が出るのか、これまでのアレルギー疾患の有無、治療経過、検査でアレルゲン(アレルギーの原因物質)を確認したか、などを確認します。
皮膚テスト(パッチテスト)
患者さんのアレルギー原因の候補と思われる物質を極少量皮下注射し、皮膚の反応を見る事で、アレルゲンの判定と程度を確認するテストです。
鼻粘膜誘発テスト
同様に患者さんのアレルギー原因の候補と思われる物質を直接鼻の粘膜にあてがってみて、アレルギー反応が生じるか否かでアレルゲンを特定する誘発テストです。
鼻汁好酸球の測定
鼻汁の中に、アレルギー状態で増える「好酸球」という細胞が増えているかいないかを調べる検査です。アレルギー体質であっても、症状が出ていない方の場合は鼻汁の好酸球は増えません。
RIST
血液中の「IgE」の量を測定する検査です。IgEとは、「免疫グロブリン(Immunogloblin)のEタイプ」という意味です。
免疫グロブリンは体内で作られる抗体であり、血液中のリンパ球で作られるタンパク質ですが、働く場所・大きさ・形等により5種類に分かれています。これらのうち花粉抗原と結びついてアレルギー反応を起こすのがIgE抗体です。
RISTではIgEの総量を測定し、アレルギーの状態にあるかどうかを判断します。
RAST
血液中に、スギならスギといった特定のアレルゲンとだけ反応するIgEがあるかどうかを測定する検査です。アレルゲンを特定するのに有効で、頻用されています。
 


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