耳鼻咽喉科 アレルギー科 清水おかべクリニック 平成16年10月1日開設
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清水おかべクリニック
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インフルエンザ予防注射の受付終了
平成21年度分の、従来型のインフルエンザ予防注射の予約を、当院では9月1日より開始いたしました。

しかし、新型インフルエンザ用ワクチン生産のあおりを受け、従来型ワクチンが減産となっているようです。例年の8割程のワクチン数、と噂されていますが、実際どうなるかは時期が来てみないと解らないというのが実情です。ワクチンの流通に統制がかかり、少量ずつしか出回らない、という事になりそうな雲行きです。

加えて、毎日のようにインフルエンザに関する報道がなされている為か、皆様の予防注射に対する関心も強いようで、今年は予想以上に申し込みが多くありました。
当院で確保できそうなワクチン数に早くも達してしまいましたので、9月2日をもって一端予約受付終了とさせて頂きました。

今後もしキャンセルが出たり、確保できそうなワクチン数が増加しました折には、再予約受付をさせて頂きますが、現状では目途が付きません。


なお、今話題に上っているワクチンは、従来型インフル用のワクチンです。
新型インフルエンザには、効果がありません。

皆が本当に求めているのは、新型の豚インフルエンザ用のワクチンなのでしょうが、こちらの方はどうも少量しか用意できないらしい、という事が言われています。そしてその接種方針をどうするのかについても、政府の方で調整中という事で、全く解っていない状況です。

その新型用のワクチンというのも、果たしてどの程度効果があるかも解りません。何しろ初めての事ですので。
海外からワクチンを輸入する、という話もあります。が、日本の物とは製法が違い副作用が強そうだという噂があったり、そもそも海外の人の分のワクチンを日本に持ってきてしまって良いのか、といった議論もあり、一筋縄では行かなさそうです。

この冬一体どうなるのか、誰にもはっきりとした事は言えない状況ですが、出来る限りの事をするしかない、と割り切る以外にはありません。人類がパンデミーを経験するのはこれが初めてではないのですから。

これまでにもあったし、これからもあるのでしょう。
むしろ、現状では今のインフルエンザは噂されていた強毒性の鳥インフルエンザではない分、マシと言えるかもしれません。


余談ですが、つい3年ぐらい前に、「タミフルで薬害が出る」と騒いでいた人たちがいました。真当な議論がなされないまま、当面10代の未成年にはタミフルを使用しないよう厚生労働省が通達を出したりもしましたが、彼らはそれでも満足せず、「タミフルという薬自体使用の認可を取り消すべき」とまで主張していました。
この所、彼らの噂をとんと聞かないのですが、一体今どうしているのでしょうか。タミフルが危険だというのなら、今こそ声高に主張したらよいと思うのですが。
もちろん彼らは、自分や家族が新型インフルエンザに罹患したとしても、タミフルを飲む事はないのでしょうけどね・・・。




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